Momenta、プジョーとジープ向け運転支援システムを共同開発へ 2027年より欧州などへ展開

先進運転支援システムのセンシングを想起させるデジタルグラフィックに包まれ道路を走行する現代的な車両のイメージ
AI生成イメージ(説明図)
モビリティ報道記事

中国のMomentaがステランティス合弁のDSATと提携し、プジョーやジープの電動モデル向けに運転支援・自動運転システムを開発。2027年より欧州などへ展開します。

3 POINTS
●MomentaとDSATが提携し、プジョーとジープ向けにR7 World Model基盤の運転支援システムを開発
●2027年よりBEVやPHEVに搭載予定で、中国に加え欧州など海外市場への投入を計画
●ジープのオフロード性能やプジョーの走行ダイナミクスに合わせ、レベル3機能の導入も視野に進める
2027年
新型電動モデルへのシステム導入開始予定時期
約32.1万台
Momentaの2026年上半期システム新規搭載実績
100万台超
Momentaシステムの2026年6月末時点累計搭載実績(105モデル)
26社
Momentaが協業する自動車メーカー数

中国の自動運転技術サプライヤーMomentaは、東風汽車やステランティスなどが設立したDongfeng Stellantis Automotive Technology(DSAT)とグローバル戦略パートナーシップを締結した。上海で合意書に署名し、将来のプジョーおよびジープ向けに新たな運転支援システムを共同開発する。

新システムはMomentaの「R7 World Model」を基盤とし、2027年から電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)を含む複数の新型電動モデルに導入される予定だ。展開先には中国、欧州、その他の市場が含まれる。車両開発やステアリング、ブレーキ、パワートレインなどのチューニングを各ブランドの特性に合わせて進める計画で、ジープ向けにはオフロード性能、プジョー向けには走行ダイナミクスを重視した調整が行われる。

今回の提携は従来の運転支援システムにとどまらず、レベル3機能を含む自動運転技術の開発や導入も対象としている。なお、具体的な搭載モデルやレベル3機能が提供される市場、技術仕様の詳細は現時点で公表されていない。

Momentaはこれまでもメルセデス・ベンツ(中国向けの電動CLA)、アウディ、BMWなど欧州メーカーと中国市場向けに提携してきたが、プジョーおよびジープとの協業では当初から欧州をはじめとする海外市場への展開が予定されている。

同社の中間報告によると、2026年上半期にシステムが新たに搭載された車両は約32万1,000台で、前年同期比83.7%増加した。6月末時点での累計搭載実績は105の量産モデルで100万台を超えており、現在は自動車メーカー26社と協業している。

TAKEAWAY
MomentaはDSATとの協業を通じて、2027年からプジョーやジープの電動車向けにブランド特性に応じた運転支援やレベル3技術を欧州などの市場へ供給します。
情報源: 元記事を確認
electrive.com