米アルティウム・セルズ、テネシー工場に10億ドル追加投資 角形LMR電池の量産へ改修

電気自動車向けに開発が進む角形バッテリーセルの構造と外観を表現した概念図イラストレーション
AI生成イメージ(概念図)
モビリティ公的機関

GMとLGの合弁アルティウム・セルズが米テネシー州工場に10億ドルを追加投資。LFP並みの低コストでエネルギー密度を33%高める角形LMR電池の世界初量産へ改修を進める。

10億ドル
今回の追加投資額
33%
LFP比でのエネルギー密度向上見込み
2028年
改修工事の完了予定時期
3 POINTS
●アルティウム・セルズがテネシー州スプリングヒル工場に10億ドルを追加投資し設備改修に着手
●LFPと同等のコスト水準でエネルギー密度が33%高い角形LMR電池の世界初量産を見込む
●設備の改修工事は年内に開始され、2028年に完了する計画

米ゼネラルモーターズ(GM)と韓国LGエナジーソリューションの合弁会社アルティウム・セルズ(Ultium Cells)は、米テネシー州スプリングヒルのバッテリー製造工場に10億ドルを追加投資し、設備の改修と生産の多様化を進める。テネシー州のビル・リー知事らが発表した。

同工場では、角形のリチウム・マンガン・リッチ(LMR)バッテリーセルを世界で初めて量産する見込みだ。LMR電池は、現在普及しているリン酸鉄リチウム(LFP)と同等のコスト水準を維持しながら、エネルギー密度を33%高められるとされる。

改修工事は年内に着手し、2028年に完了する予定。

同拠点を巡り、両社は2021年に23億ドル超を投じた新設を発表し、2022年にも2億7500万ドルの拡張を明らかにしていた。GMでバッテリーおよびサステナビリティ担当副社長を務めるカート・ケルティ氏は、今回の投資について、需要に応じた技術を導入することで低コストと高性能を両立させ、同社の長期的なEV戦略を支えるものだと述べている。

TAKEAWAY
10億ドルの設備改修により、2028年には低コスト・高密度な新世代LMR電池の世界初量産体制が整う見通しだ。
情報源: 元記事を確認
tnecd.com